先日、発表となりました「新型ハイエースディーゼル車」は、従来からのEGRシステム（排気再循環）、DPRシステム（微粒子捕集フィルター）に加えて、尿素SCRシステムにより、排出ガスをクリーン化しております。それにより従来より燃費が向上しエコカー減税の適用が受けられるようになりました。その尿素SCRについてご案内いたします。

尿素SCRシステムとは

尿素水溶水（AdBlue※）を尿素SCR触媒内に噴射することで、有害なＮＯｘ（窒素酸化物）を化学反応により窒素と水に還元する画期的な排出ガス浄化システムです。従来より高性能な浄化システムでこれによりエコカー減税の範囲が大幅に広がりました。

※AdBlueの主成分は尿素。純水に高純度の工業用尿素を溶かして製造する無色・透明の水溶液です。

ディーゼルエンジン車の排出ガスに含まれるＮｏｘを低減するために用いられる化学品。

ご注意点

１：一定の走行距離を目安に尿素水溶水（AdBlue）の補充が必要。

（1,000km走行すると約1リットル消費されます。満タン状態7.4リットル（タンク＋配管））

２：尿素水溶水（AdBlue）がなくなるとエンジンを切った後、再度エンジンを始動できません。

再始動するには3.8リットル以上の尿素水溶水（AdBlue）の補充が必要になります。

補充方法

弊社にて承ります。全国のトヨタの店または主要給油所・尿素水取扱給油所でも補充可能です。

在庫さえあればすぐにできますよ。